プロ野球新人選手研修会が3日、横浜市内のホテルで81選手が参加して行われた。五輪7回出場の橋本聖子氏、前横浜の石井浩郎氏らが講師としてスポーツ選手の心構えを説き、元NHKアナウンサーの島村俊治氏は「話し方、インタビューの対応」のタイトルで講演。新人たちに「阪神・星野監督の話し方を参考にしてください」と“闘将話術”を勧めた。
未来のヒーローとなるには話術も必要条件。数々のインタビューをこなしてきた島村氏は「星野監督ほど面白く、厳しく語れる人はいない。受け答えの時も“そうですね”とは言わず、必ず自分の考えを言う」と巧みな話術を解説。闘将を生きた教材に指定した。
「デイリースポーツに星野監督の語録が載っているけど、ああいうのを読んでいただくと会話をする上でも役に立ちます」と“語録の”熟読も奨励した島村氏。「阪神に入団した人はいいですよ。話し方の参考になる方がいる」との言葉に、杉山、中村泰も「勉強になりました」と口をそろえていた。
|